場慣れ
どうすれば、人に言われたことが気にならなくなるのでしょうか。方法は「場慣れ」です。悪意のある人とのたくさんのやり取りの中で、「聞かなくてもいい部分については聞かない判断力と力」を見極めるのです。このようなことを、家庭の中から取り組んでみましょう。夫婦喧嘩もしなくて済むようになります。悪意のある人の前で、「ニコッ」と、笑顔で接することさえできるようになります。
笑顔で接する
笑顔で接することができれば、相手の悪意の効力が半減してしまいます。ただし、くれぐれもその場の雰囲気と相手の様子に合わせることが前提です。悪意のある人の前でいきなり笑うのはとても失礼であり、「何笑っているんだ!」と、相手を刺激してしまうことになります。先ずは、相手の話を聞くフリをしましょう。「演技」で良いのです。聞くフリをして話は右の耳へ入って左の耳から抜けさせましょう。
相手が悪意を持ってしゃべっている時
言いたいことだけ言わせたら、いよいよこちらの出番です。「お話は、良くわかりました。貴方のおっしゃる○○○と言うのは、正にそのとおりです。←違っていても、あえて相手のことを立ててあげます。」「でもですね、○○○は、○○○となっております。大変申し訳ございませんが、○○○です。」この○○の部分については、相手が悪意を持ってしゃべっている時にポイントを整理して展開を考えるのです。こういった作戦を用いて、何度も場数を踏むのです。場数を踏めば踏むほど、自分の中で「バリア」の作り方がわかって来るようになります。このノウハウを身に付ければ、現代の病である「心の病」にはかからなくなります。
自分の中へ他人を侵入させないこと
基本は、自分の中へ他人を侵入させないことです。他人とは、家族でも「他人」です。自分自身以外は「他人」なのです。私も色々な人を見てきましたが、明治、大正生まれの人は、このような技を自然に身に付けています。この技を身に付けていないと生きてこれなかったからです。食べ物の無い時代、戦時中、「どうやって生きて行くのか」毎日、そんな事ばかりです。
「バリア」が必要
他人の進入を許していたら、自分が病気になってしまいます。生きるためには、「バリア」が必要であり、人間の本能から、バリアの張り方が上手に操ってきたのでしょう。でも、現代人は違います。何不自由なく育てられてきました。「バリア」の張り方を知らないのです。このため、他人の侵入を受けやすくなっているのです。現代の心の病に陥り易くなってしまったのです。バリアの張り方を練習して、心を強くしていきましょう。
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