廃 プラスチック 種類

レサイクルって大切です！

廃プラスチックの処理については、「リサイクル」という固定概念がありますが、実は、廃プラスチックは、売れるのです。廃プラスチックを必要としている業者さんがかなりいらっしゃいます。これらの業者さんは、新しい原材料を購入して製品を作るより、廃プラスチックを二次利用、リサイクルして製品化した方が安くなるからこそ、廃プラスチックを必要としているのです。

業者さんは自社が必要としている原材料のみを必要としているのですよね。「安く」製品を作ることを目的にしていますので、廃プラスチックの売買価格は、メチャメチャ安いのです。しかも、廃プラスチックは、実にたくさんの種類がありまして、業者さんは、通常、自社が必要としている原材料のみを必要としているのです。まじりっ気の無い、「純」な原材料を必要としているのです。通常、廃プラスチックを分類すると、色々な種類の廃プラスチックが集められます。業者さんによっては、違う種類のものが入っていると、引き取らない業者さんもいらっしゃいます。「分類」がとても面倒臭いのです。

廃 プラスチック 種類

もう一点、難題なのは、引き取ってくれる業者さんの絶対数が少ないのです。全国的に見れば、本当に限られた業者さんだけなのですね。廃プラスチックを種類別に見てみますと「ポリ塩化ビニール」類のプラスチックは、焼却処分すると、塩化水素ガスを発生するために、炉壁の損傷の恐れやダイオキシンが発生するため危険です。このため、多くの自治体では、「不燃・焼却不適ごみ分類群」として、埋め立て処理をしています。しかし、ごみの量が多くて、埋め立てる場所の確保が困難なのですね。

一番のネックは「分別作業」
さらに、埋め立て効率が悪いのです。このため、処分場を探すのと、ゴミの量との「需要と供給のバランスの問題」に悩まされているところです。また、埋め立て処分方法ですが、実は、これは、自然には分解されないのです。埋め立てた物質は、永久的に残る訳です。これでは、環境にやさしいとはとても言えませんよね。この方法を将来も継続していくと、土の中には、「消化不良の廃プラスチック」が大量に残っていきます。埋め立てた物質の中には、有害な物質もあるかもしれません。地盤も弱くなりますし、有益な方法とは言えないのです。環境にやさしい、廃プラスチック処理方法を考えていく必要があるのですが、一番のネックは、「分別方法」です。本当に面倒臭いのです。なので、分別作業方法について、国をあげて取り組んでいく必要があると思います。それには、廃プラスチック再生品についての生成過程をもっと知らしめることです。

リサイクル方法

廃プラスチックの処理方法を種類別に分類して、具体的に、リサイクルされる過程を、マスメディアを通して啓蒙していくことが大切であると思います。地球温暖化防止は、廃プラスチックの処理方法からも始まると思います。廃プラスチックの処理方法、リサイクル方法について、もっと、もっとみんなで考えていく姿勢が大切だと思います。私達の後を生きていく人達に、自然な環境を残してやりましょうに。