私が入学式の祝辞を行った時のノウハウをここに公開いたします。
入学式の祝辞は、一度経験してみないと語れないと思います。子供にとって、生涯の記憶に残る重要な、「特別な一日」であるからです。そんな子供の前で、また、PTAの親御さん、学校の先生、ご来賓の皆様方など、大勢を前にして、お祝いの言葉を話すからです。私が、入学式の祝辞を行った時の、ノウハウをここに公開いたします。これから入学式等で祝辞を行う方の参考になれば幸いです。
PTA会長などの立場で入学式の祝辞を述べるのは相当なプレッシャーです。
小学校、中学校 、高校で、避けて通れないのが「入学式」です。そして、入学式では、PTA会長やご来賓の皆様方からの「御祝辞」は、メインイベントと言えるでしょう。自治体の教育長、市町村長さんをはじめ、議会議員や関係各団体の責任者の皆さんは、入学式の祝辞は、毎年の恒例行事であることを心得ているため、ネタは、一年かけて探せますね。このようなお立場の皆さんは、毎日、そんなお話をすることを「お仕事」としています。場慣れしているので、話もとても上手です。しかし、たまたま順番で運が悪く巡ってきた、PTA会長などの立場で入学式の祝辞を述べるのは、相当なプレッシャーであると思います。
原稿作成は、昨年の原稿を参考に!
普通の人は、お話することを職業としていないからです。軽い気持ちで引き受けると失敗しますので、PTA会長などの役を引き受けるときは、このような入学式、卒業式や運動会等の行事での「祝辞」がちらつくものですよね。中には、大勢の人の前で「祝辞」を述べるのが嫌で、固く役を拒む人さえいらっしゃいます。それでは、私が、小学校のPTA会長になり、小学校の入学式で祝辞を述べた時に行ったノウハウを、ここに、惜しみなく公開いたしますね。先ず、原稿作成ですが、昨年のPTA会長の方から引き継ぎ時に原稿をいただいていれば良いのですが、もし、昨年の原稿が無ければ、前任者にお願いして原稿を手に入れましょう。
前任者が原稿を処分してしまっていることもありますが、気にしなくても大丈夫です♪
前任者が原稿を処分してしまっているケースもあります(実は、私の場合が正にそれでした)。このような場合は、前任者に、何について話したのか聞いてみましょう。ここで注意すべきことは、前年度の原稿は、あくまでも参考としてとどめておく必要があります。基本的に、原稿は、自分が話しやすいように、自分の言葉にして、一から起こす必要があるのです。原稿を書くときに、大事なことは、極力、シンプルにすることです。余計なことは一切必要ありません。PTA会長という「子供の親」の代表という立場から、先生方、ご来賓の皆様、子供たちへ、気持ちのこもったメッセージを書くのです。なお、原稿を書くときは午前中がオススメです。夜、書くと、どうしても、文章が、暗くなります。やはり、昼間、原稿を書くと文章まで明るくなるのです。
失敗してもいいじゃないですか!!
入学式も午前中ですし、同じ時間帯に書きましょう。出来上がったら、同じ役員の関係者に渡して読んでもらいます。修正点があれば、言われたとおりに直します。原稿ができたら、後は本番で緊張しないように、何度も、繰り返して読みます。当日も、原稿を手に持ったまま、活字を追って言ってください。教育長さんや市町村長さんは、何も見ませんが、彼らは、毎日、同じことをしていますので、頭の中に原稿が入っているからです。ふつうの人は、活字を、丁寧に、追っていくことですね。失敗してもいいじゃないですか。一生懸命な親の姿に、きっと子供は、誇りに思いますよ。
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