金婚式のプレゼントを何にしたらよいか悩んでいる方のお役に立てていただければ、幸いです。
金婚式のプレゼントを何にしたら良いか、誰もが迷うものです。私も悩みました。私がどのようにして金婚式のプレゼント決めたのか、その過程を教えます。金婚式のプレゼントを何にしたらよいか悩んでいる方のお役に立てていただければ、幸いです。
金婚式は50回目の「結婚記念日」
先ず、金婚式は、50回目の「結婚記念日」の意味です。結婚式を行った日から50年経過したことを記念日としてお祝いをする日のことです。もともと、この記念日は極めて個人的なものでありまして、基本的には、当事者であるお二人だけの、大切なお祝いごとなのですね。この部分をわきまえたうえで、金婚式のお祝い、贈物、記念品、メッセージ、挨拶等を考えることが大切です。私の場合、一番初めに旅行を考えました。しかし、高齢であり、足が不自由なため、やはり、何かあってはいけないので、途中でやめました。
旅行を考えましたが、高齢者は危険です。
そして、何か欲しいものがないか聞いてみましたが、「品物をもらっても後わずかの人生だから何もいらないよ」というので、また、旅行を考えましたが、バスや新幹線等に乗る際、どうしても階段を避けては通れません。足腰の丈夫な方でしたら、心配ないのですが、ウチの場合、はっきり言って「命がけ」です。よく高齢者が転倒して骨折してから動けなくなってしまい、そのままになってしまったという話を聞きます。まさに、これに回答します。骨折した場合、高齢者は、手術するのかしないかの重大な選択に迫られます。手術が危険だと判断された場合、手術をしない方法を選択することになるのですが、この場合、もう動けなくなるのですね。自然に治癒していく場合もありますが、どうなるかは、経過輪見てみないとわからないとのことです。こんな危険な思いをしてまであえて旅行をプレゼントする気はやはりありません。
時計を金婚式のプレゼントすることに決めました。
そこで、考えたのは、やはり、身の回りの品物です。年寄りでも便利に使えるものはないか・・日常生活でお役に立てられるものはないか。ひらめいたのが「時計」です。「大きな古時計」ではありませんが、残された貴重な時間をゆっくりと過ごせるように、置時計を金婚式のプレゼントすることに決めました。2人の孫からも、ペアの腕時計を贈ることに決めて「時計尽くし」の金婚式のプレゼントにしました。金婚式のお祝いの宴を設営して、近い親戚を呼んで、お祝いをしました。料理のメニュは、老人務Kのメニュを多く入れました。記念撮影を全員で行い、一人一人からメッセージを送りまして、私からも、ごあいさつをさせていただきました。そして、プレゼントを渡して、包みを開封してもらい、私がその場でメッセージを読み上げました。
メッセージの「原文」をそのまま公開いたします!!
その時のメッセージの「原文」をそのまま公開いたします。「お父さん、お母さん、金婚式おめでとうございます。これからの時間を大切にしていただきたくて、いつまでも時計の針が動いているよう、祈りを込めて、ここに時計を贈らせていただきます。思えば、子供の頃「何で、私を生んだの?」などと、困らせたりしましたね。今は、丈夫に生んでくれた両親に対して、感謝の気持ちで一杯です。私たちも、お父さん、母さんを見習い、50年間の結婚生活を目標に、日々、精進してまいりたいと思います。今後とも、ご指導、ご鞭撻くださいますよう、何卒、よろしくお願いいたします。○○○○○」